6畳bar

6畳で暮らす大学生がお酒をレビューします。

ただただ素晴らしい漫画「寄生獣」を紹介

こんにちは。大学生ブロガーのふゆと申します。今回は私が読んでとても記憶に残った漫画、岩明均先生の「寄生獣」を紹介させていただきます。では早速見ていきましょう!

この記事はネタバレを含んでいます。

 

寄生獣とは

ストーリー

私が思ったこと

おわりに

 

寄生獣とは

寄生獣とは1988年に講談社から出版された青年漫画で1995年に連載終了していますが、2014年にはアニメ化もされファンも多く人気のある漫画です。この漫画はよく面白い・哲学的な漫画として話題に出ます。

 

ストーリー

ただの高校生の泉新一が宇宙からやってきた寄生生物(ミギー)と出会い立ちはだかる強敵との戦闘を通じて生物とは何か、命、大切なものに迫っていく非常にスケールの広いトピックを扱っています。

主人公新一の脳に寄生することに失敗し右手に寄生した寄生生物のミギーは勉強熱心で好奇心旺盛な性格で強い。しかしこの性格故に戦闘に巻き込まれますが日に日に互いを認めあうようになります。また寄生生物でありながら教師として生活する田村良子と出会い、謎おおき寄生生物の真相に迫っていきます。最後は後藤という最強の敵を倒しハッピーエンドと思いきや、連続殺人犯との戦いに至って物語は終了します。

 

私が思ったこと

なにこの面白い漫画!?と思いました。ページをめくる手が止まりませんでした。はい。誇張なしです。はい(至って真面目)。

まず10巻できれいに完結していて、めっちゃ読みやすいのと新一の成長具合が見ていて不安になるくらい変わります。顔つきが最初とは全然違い、ミギーとの出会いで人類の能力を超えたものになるのですが本人は調子にのるようなことはせずひたすら周りの人を助けるのです。こんな善人いますか?いないですよね。

 

そして一番好きなシーンそれは、最強の敵後藤に追い詰められた新一は田舎の町で老婆の美津代と出会います。自分が犠牲になってでも倒さないといけない。しかしその敵は新一でさえも勝機がない。美津代は新一に言葉を投げかけます。

 

美津代「自分1人でも生きるために逃げる...      ちっとも恥ずかしいことじゃないよ

 

この場面最高に好きです。世界を助ける為に戦うことは新一にしかできない。事情を知らない美津代は出会ったばかりの青年を心から心配し、逃げることを勧める。しかし逃げるとこの小さな町の人々、いずれは美津代も喰われるでしょう。

 

物語でこんなに優しく、温かい人を登場させたことはなかったです。この出来事がなおさら新一の闘志に火を付けたと思います。

 

おわりに

寄生獣とは地球に突如現れた寄生生物に寄生されたものを指します。地球人から見たらそれは寄生生物ですが、果たしてそれはどうなのでしょうか。例えば家畜、動植物の視点に立ってみると人間こそが地球を蝕む寄生獣とも言えます。環境破壊、自然に対しての恣意的な行動、作者はこれらの問題に議論を促進させているようにも思えます。

 

全10巻完結で、是非手に取って読んでほしい不朽の名作といえる作品です。夏休みなどの長期休暇などにおすすめです!

 

今回は以上です!ありがとうございました!